クリーニングトラブルが発生したら

衣類が縮んでしまった、色が褪せたなど、クリーニングに関するトラブルは意外と多いものです。万が一、このような事態が起こったらどう対処したら良いのでしょうか。その対応法をまとめてみました。

1.まずはお店に相談を

気になることを見つけたら、まず時間をおかずにクリーニング店にその旨を話します。連絡は早ければ早いほど◎。時間がたち過ぎてしまうと、どちらに問題があったのか分からなくなり、解決しにくくなります。原因がすぐに分かれば、「クリーニング事故賠償基準」やお店側が加入している「クリーニング保険」を利用しての解決となります。

2.原因が分からない場合

お店に相談しても原因が分からない場合は、クリーニング総合研究所での鑑定サービスを利用します。これは、お店の人に依頼すればOK。科学的に原因を解明することで、問題が明らかになります。

3.それでも解決しない場合

クリーニング総合研究所の鑑定結果に納得できない、対応に問題があるなどの場合は、市区町村にある消費者センターへ相談してみましょう。

クリーニングに関するトラブルは多くみられることですが、お店側だけでなく、依頼する側の心がけ次第で防げることもあります。クリーニング品を預ける前の衣類チェック、受け取り後の対応、自宅での保管方法など、事前の一手間を大切にすれば、トラブルの大半は防げるということを覚えておいてください。

クリーニング賠償基準について

クリーニング賠償基準とは、全国クリーニング環境衛生同業組合連合会が設けているもの。クリーニング店の責任でトラブルが発生したときは、この基準をもとに賠償が行われます。ちなみにこれは、消費者センターや裁判などでも基準にされるものであり、クリーニング店が有利になるように定められたものではありません。学識経験者や消費者、弁護士や保険会社などの各代表が集まって作成しているものです。

しかし、中には自社独自の賠償基準を持っているお店もありますので、すべてのトラブルにこの賠償基準が適用されるとは限りません。クリーニング店によっては、利用者からのクレームをまったく受け付けず、無視をするお店もあるようです。そのようなケースは稀ですが、もし起こった場合は消費者センターへ相談するようにしましょう。

また、クリーニング店が品物を預かってから1年、または、利用者が仕上がった品物を受け取ってから6ヵ月が経過すると、クリーニング店は賠償の支払いを免れることになります。これは、時間の経過により原因の追及が困難となるためです。こういう事態を避けるためにも、預けた品物は迅速に引き取り、すぐにチェックすることをオススメします。